
2012年10月6日に公開された映画、
「ツナグ」について
直木賞作家の辻村深月さんが書いた小説を
映画化しました。
大切な人を亡くした者と死者を1度だけ再会させることができる、
仲介人(職業はツナグ)が、多くの人の人生に深く関わっていきながら、
仲介人の葛藤や成長を描くヒューマンストーリーです。
このツナグという職業が物語の基本になっていきます。
元祖ツナグが今回の主人公歩美(松坂桃李)の祖母アイ子(樹木希林)です。
歩美は、ツナグの跡継ぎとして活動します。
たった一人と一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人。
その噂を聞きつけて、歩美に依頼をしてきます。
依頼の内容は様々で、
ガンでなくなった母のツル(八千草薫)への再会を、
希望する畠田(遠藤憲一)。
喧嘩別れをしてその後すぐに、
自動車事故に巻き込まれて、亡くなってしまった
親友、御園(大野いと)にどうしても聞きたいことが
ある女子高生の嵐(橋本愛)。
プロポーズ直後に突然失踪した恋人のキラリ(桐谷美玲)を
ずーっと信じ続けて7年。
ずっと待ち続けているサラリーマンの土谷(佐藤隆太)
このような依頼を次々と受けていく歩美ですが、
その中で嵐と御園のあらすじについて見ていきましょうー^^
嵐と御園のネタバレ解説!
嵐は親友の御園と喧嘩をしてしまいました。
その時の嵐の気持ちは、御園へ殺意が芽生えるほど、
イライラしていました。
しかし、喧嘩別れをして間もなく親友の御園は、
自動車事故に巻き込まれて、亡くなってしまいました。
それを聞いた嵐は、自分が事故を引き起こしてしまったのではないか?
と自責の念に駆られているようです。
そんな嵐は、一度だけ御園に会って聞きたいことがあるということです。
嵐と御園は演劇部で活動をしていて、
御園に主役の座を奪われてしまいました。
嵐は相当落ち込んでいたのか、
親友である御園が信じられなくなっていました。
御園が嵐を陰で嘲笑っている。
そのように勘違いをしてしまった、
嵐は、御園がいつも通っている通学路を、
水道の蛇口を流しっぱなしにして、凍らしてしまいました。
御園は何も嵐から主役を奪おうと思って、
主役を狙ったのではなくて、
御園は自分が本当にやりたい役はなんだろう?
と考え、悩んでいる時に母親からアドバイスをもらいました。
「公開しない道を選びなさい」
そう言ってもらい、御園は主役の座を勝ち取ったわけで、
嵐に嫌がらせをしようとは全く考えていませんでした。
御園は、本当に嵐のことが大好きでした。
そんなことは嵐は全く知らず、道を凍らして、
怪我でもすればいいのに!!
という気持ちでいたところ、
御園は自動車事故に遭ってしまったということです。
嵐は亡くなった御園に会って「道は凍ってなかった!」
歩美に伝言を頼みました。
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